耳と体の使い方"ロシア奏法"


過去の私がぶち当たった壁。


それは、自分の深い感受性と、溢れ出す私自身の感動に、比例しない自分の技術。

作曲家を知り、背景を学び、作品をどんなに愛しても、限界を感じる自分の演奏。

演奏本番でやりたいことが出来たり、出来なかったりする、恐怖とストレス(笑)


演奏後に、なにか「モヤっと」する、あの感覚。。。


これらは、演奏活動をする上で、はっきりいって《苦しみ》でした。

いつしか、頭の中に・・・

《演奏とは・練習とは「苦行」である》という恐ろしい格言が出来上がっていました。。


当時の私は、自分を変えたい一心でした。


そんな私を変えた奏法、それが《ロシア奏法》です。

ロシアンメソッド、ロシアピアニズム、ロシアから発祥したピアノの演奏法、重力奏法などなど、言い方は様々ですが、それはこの際どちらでもいいですね(笑)


豊かな響き、音色の変化を、合理的に体を使ってコントロールする演奏法です。

私自身、奏法を変える中で、少しづつですが確実に必要な筋肉がついていきました。

《耳》が変わり、《体》が変わり、《音》が変わっていきました。


求めていた「技術」が、脳に、体に、入っていく事を感じました。

今では、音色と響きに意識を集中して弾くことが当たり前になっています。