音楽に、人に、感動する


《弾く人として》

私は、ピアニストとして、これまで様々な場所で演奏させて頂きました。

その度に、実に様々な感情を全身で体験してきました。

日頃の練習で深いところに入る時もそうですが、やはり、本番での集中は神秘の体験ともいえます。

まさにその時の私は、音楽そのものの素晴らしさに感動すると同時に、

作曲家の《心》と同化し、その感情を追体験している 事に気が付きました。


「自分以外の、別の何かに、同化する」


言葉では言い表せないこの体感は、いったい何なのでしょうか???

私が音楽を続けている理由のひとつです。


《教える人として》

これまで、20年に渡る指導の中、たくさんの方と接し、たくさんの個性と才能に触れ、

「ひとりとして同じものは無い」という事が本当によくわかりました。


それと同時に、自分のピアノに自信が持てず、悩んでいる方が多い事を知りました。

私自身も「自分とピアノ」という関係を、常に悩み、迷い、紆余曲折ありながら今に至っています。

ですから、悩んでいらっしゃる方、頑張りたい方の気持ちが痛いほどよくわかります。


ある時から、自然に、こう思うようになりました。


私のこれまでの体験、そして培ってきた知識・技術・能力を生かして、

そのような方々をお手伝いすることができるのではないか?


ひとりひとりが持つ、あなただけの才能

あなたの音楽が、最大限に輝く姿

あなた自身が、自分の音楽に感動する姿


これらを導き出した時に生まれる《相互の感動》が、

音楽の素晴らしさ、そして、エネルギーそのものです。


音楽に感動することは、人に感動すること


弾く人として、教え伝える人として、「感動する心」をモットーに。


小ノ澤 幸穂