4次元的に感じる力

クラシック音楽を演奏する者として、音楽から得る幸せや恩恵はたくさんありますが、

その中でも最も強く感じるのは、3次元的に目に見える事柄だけでなく、

4次元的に物事を捉える事が、当たり前となって生活できるという事だと思います。


そもそも芸術って、4次元的な何かを、3次元に具象化したものですよね。


言葉では説明できないこと。

だけど、確信をもって感じること。


そういうことが、100年、200年前の音楽から、

今を生きる私の中にすーっと情報が入ってくる。


こんな体験って、ちょっと他にはないですね、私の中では(笑)


肉体の年齢ではなく、魂の年齢が高い状態にあったことも、

若くして亡くなったショパンやシューベルトの作品を弾くことで、

骨の髄まで到達して感じることが出来ます。


若き頃にあれだけ葛藤し、苦悶していたベートーヴェンが、

ある時から天国の存在・光の存在を感じ始めていたことも、

弾いていれば、弾くだけで、全てわかります。


頭ではなく、心で感じています。


その度に「私は、やっぱり芸術家なんだな。。」と、

何とも言えないため息が出るのです(笑)


そして、世の中にはたくさんのピアニストがいますが、

頭から発信される方と、感情から発信される方に分かれます。

6:4だったり、3:7だったり、2:8だったり、配分も色々で、

そのあたりも音に現れるので、とっても面白いです。


そして、その配分は、年齢によって変化することも。


聴衆者さんでも、頭で聴く方と、心の耳で聴く方がいて・・・


うん。

地球には、いろんな人がいるのだ。