骨盤の傾き

手指のコントロールが効かない感じがする。
指先まで意思の伝達が届いていないのを感じる。
手指の感覚が鈍い感覚がある。

などの状態(ピアノ演奏において)は、
骨盤のズレ(傾きや歪み)にあると感じます。
骨盤がズレていると、下丹田に力が入らない。
(正確に言うと力ではなく、そこに落ちている、重力を感じているという状態☆)

理想は、骨盤の位置にある下丹田から、運動神経が背骨を通り、末端(指先)に到達している状態💫
上半身の各部位(肩甲骨や背中から腕、手指)を意識的に使う奏法は、指先(末端)に神経が通る感覚がしっかりとあるので、鍵盤のコントロールが効くようになります。

これまで自分の身体や生徒さんの身体、弾き方を観てきた中で確信を持っている事のひとつ😊

私自身も、日々意識している所です。

不思議なのが、この末端までの感覚が生まれると、耳までも変わるので、求められる音楽が、楽譜から見えてくる、掴むまでの時間が短くなる。

要は、感性がより発達するんです。
ほんとに。

これらの事をしっかり観てくれる、観ることが出来る、それを弾いて見せる事が出来る先生に習う事が大切ですね。着実に上手くなる道を見せてくれる先生こそ、本物の先生。