自分で変わる力

最近、生徒さん達がどんどん進化しています。まるで、青虫から蛹になって、変態して蝶になって、花から花へ、自由に羽ばたくよう。そして、その変化が徐々にではなく、いきなりガラッと変わるのが凄いんですよ。(特に大人の生徒さん!)

FBに以前載せましたが、我が家の玄関先の植物に青虫くんがおりまして、生徒くんが見つけてくれました。そのまま数週間生息させていましたら、その植物を全て食べ尽くし(凄い食欲)、とうとう道路にさまよい始めましたところ、無事に保護。そのタイミングで私が見に行くというのも、凄い引き寄せですよね(笑)必然的な体験だったのでしょうね!

その後、我が家の室内で青虫くんを育てました。ネットで育て方をとにかく調べました。初めての事なのでとても不安でしたが、無事にサナギになり、1週間ほどしてモンシロチョウとなり、羽ばたいて行きました!

本当に貴重な体験をさせてもらいました。とにかくとても幸せでした。そして、何より、親が子を思う気持ちのようなものを味わいました。これでいいのかな?合ってるのかな?自分のせいで蝶になれなかったらどうしよう。。そんな様々な感情を体験しました。世の中の親御さんたちは、このような思いをされるのであろうと、想像しました。

1番の気づきは、手をかけても、かけなくても、結果として自分で成長し、殻を破る力が、その子(人)自身に備わっているということ。


親(大人)は環境を整えて、できるだけの安心空間を用意して、光の方向を見ながら、あとは自由にその子の成長を見守るだけ。それだけでいい。それだけで、幸せに羽ばたいていくんだと。親の考えを押し付けたり、過度に何かを期待したり、決めつけたりすることは、その子自身の持つエネルギーを封じてしまうことにもなるでしょう。それは大人になった時に、必ず歪み(ひずみ)となって表れます。そして、それを元に戻す人生作業は、なかなか大変だったりするのです。

私たちは、なぜかどういうわけか、不安や恐れをベースに物事を考えがちです。実はそうなるように洗脳を受けているんですね。テレビのニュースなんてまさにそれで(笑)まぁ、その心理的なストレスが消費者の購買欲に繋がる、イコール経済の発展になる、という仕組みは理解しています。だけど本当は、経済の発展も、そんなネガティブな方法ではなく、宇宙的真理がベースになるポジティブな方法があるはず。そういう、生きることの真理を知っていれば、不安で目が離せないのではなく、安心の中で見守ることができる。子供を信頼できるのだと思います。

それにはまず、自分が自分に安心しているか、が問われるのではないでしょうか。親自身が、自分の人生に安心しているかどうか。親自身が自分を信頼できていれば、恐れからくる行動には至らず、肯定的な言動がでてきますね!


生まれて来てくれてありがとう。
生きてるだけで素晴らしいのだ!
大好きだよ!
愛してるよー!!

と、親は、それだけをずっと思い、言葉にして伝え続ければいいのでしょうね。その言葉に込められたエネルギーは、宇宙の何よりも大きいから。


蝶になって羽ばたいた大人の姿よりも、青虫くんだった頃のくねくねダンスの姿を思い出すのは何故だろう。それも、子供がどんなに大きくなっても、小さい時の可愛い頃を思い出しちゃう親の気持ちでしょうか。

とにかく、青虫くん、というか、モンシロチョウさんがたくさんの事を教えてくれました。

ありがとう(╹◡╹)♡