幼少期のコンクールとレッスン
夏に向けて、コンクールシーズンということで、幼少期のレッスンとコンクールについて書いてみます。
この時期に集中的に学んだ事は、脳と体にしっかりと染み込み、生涯絶対に抜けることはありません。ですので、幼少期のレッスンは、とっても重要なのですね♪
ということで、
教える先生達、責任重大(笑)
*机上の音楽理論だけでなく、演奏に生かせる理論。
*楽器と体のメカニズムを、知識だけでなく、実際の演奏でどう扱い、どう体現できるか。
先生の体感にあるのかないのか(*⁰▿⁰*)
自分の体感が無いものは教えられない
いい先生って、常に勉強していて、好奇心に溢れていて、新しい事を試していますよね!
自分を信頼しつつ、いい意味で、これでいいのかな?と常に疑っている。もちろん、楽しさ面白さがベースでね♫
先生自身が演奏家である場合、演奏家としての視点でのレッスンになるので、聴かせる音楽、伝える音楽としてのレッスンが実現します。
私もレッスンの際、音の響かせ方や、間合い、全体像の把握、呼吸を重視します。
それは、コンサートホールで弾く時の耳で聴いているからなんです。
教育的 観点で聴く耳
演奏家的 観点で聴く耳
日本のピアノの先生、これに二極化してる気がするんですよね。日本の教育的コンクール現場の音って、非常に独特ですよね?
世界の一流で同じような演奏をしている人は1人もいないのに、何でだろう??
不思議に思いませんか?
審査員をした時も、思いました。。
審査の判断って、難しすぎて。。
先生や親御さんの言う事を聞いて、一生懸命完璧に練習して偉いなぁ。でも、そのうち伸び悩むだろうな。。技術的に未発達だけど、自由な音楽性や呼吸感が素晴らしい!これから急激に伸びるだろうなー!!
音楽性?
完璧性??
私、これ、
点数つけられません
( ´Д`)
というわけで、皆さん結果で一喜一憂もあるかと思いますが、あんまり気にする必要はないですし、そもそも、あなたの音楽性は点数で表すもんではない!と言う事は確かです。
毎年の恒例行事のようにコンクールを受けさせる先生もいますが、、、短い課題曲だけを数ヶ月も弾き続けることにならないように。。
子供の時は、色々な曲に触れ、たくさんの音楽に出会い、自由な解釈を持っていたいですよね!
モチベーションアップや、色々な気付きのため、視野を広げるためにコンクールを利用するというのは、大いに有りですよね!私も生徒さんにそういう意味で薦める事はよくあります♫
というわけで、日本の教育現場におけるコンクールに対する私の独り言でした!!
0コメント